アサンガありがとう
「下手すると尊敬されちゃうぞ・・！」
アサンガ・・ありがとう
99年にこのサイト「Funky Monk Temple」を立ち上げるきっかけは、彼のことを伝えたいという気持ちからでした。
先ず、彼の紹介のページを最初に作ったのを憶えています。
ずいぶん前から、彼とのことを書きたいと思っていましたが、なかなかその気になれず今日まで至りました。
彼が肉体を離れてからもう丸４年です。
彼がこの世から去った日、偶々ドイツにいた友達から電話で連絡がありました。
覚悟はしていたものの・・、永遠の絆で結ばれていると言うことも知っていながら・・、
小生のマインドは、その日から暫くポッカリと穴があいたようでした。
っははは〜！でもこんな深刻な感じは、彼と一緒にいるやり方ではな〜い！
悲しみは全然似合わない〜！！
と、リカバーするまで少々の時間を要しました・・っはは。
アサンガ・・彼と共に過ごした、あの数年間・・あの体験は小生の人生にとっての大きな大きな転換をもたらす、和尚からの、存在からのかけがえのないプレゼントでした。
生は喜びに満ちあふれ、自分自身であることの途轍もない解放感！
決して壊されることのない、何者にも触れられず、決して失われることのないもの・・
永遠のものとして、今此処にあり続けています。
「下手すると尊敬されちゃうぞ・・！」
っははは〜！！！なんじゃこりゃ？！・・と言う感じですが・・。
彼の言葉の中で最も印象に残っているのがこれ、「下手すると尊敬されちゃうぞ・・！」
はい、二人して瞑想キャンプに向かう車中での出来事でした。
モチロン英語ですので、あくまで「下手すると・・」は、ニュアンスというか、小生が受け取った感じを日本語にしております。
小生が運転しながら、「アサンガ、瞑想を通し、かけがえのないものを得ることが出来ました、本当に有り難いです。」
と、そんなようなことを言ったんです。
そしたら、アサンガ師オモムロに「グッド！しかし、瞑想の体験は捨てるべきだぞ。」ってなことを仰る。
「体験をしたら捨てる、そしてまた体験をしたら捨てる・・、それを繰り返すんだ。」
「捨てないでいると・・下手すると人々から尊敬されちゃうぞ！！」
「いいかDaijyo、他人から尊敬されてみろ・・えらいことになる！先ず、彼らのイメージに合わせなければいけなくなる。道ばたでアイスクリームを食うことさえできなくなるかもしれない・・！」
ぎゃははははは〜〜〜！！！まいったまいった！
大抵この社会では、小さい頃から「他人から尊敬される人になりなさい。」「人々から褒められるヒトになりなさい。」そんなことを言われながら教育されますわな。
小生もご多分に漏れず、そうやって育ってきたわけです。
いやも〜・・初めてですね、こんなコト言われたの・・わ〜っははははは！！！
いやいや、ですからあの日からこの言葉をキモに銘じて、ヒトに尊敬されることの無いよう（爆）にツトめているんですが・・。
時々、尊敬されちゃうんですよね〜〜・・っははは！
あの頃・・何とも言えないありがたい体験をして、なんかそこそこの瞑想者やら神秘家に成り上がったような勘違いの心持ちが、アサンガさんには見えたんすかね・・う〜む、小生も何となくそんな気がしていた・・っはは。
体験じゃなくて、瞑想そのものを生きろってえことっすか・・！
エゴを育てるんじゃなくて、瞑想を育てろ（生きろ）・・ってえことっすか・・ね。
しかしまあ、この「下手すると尊敬されちゃうぞ・・！」ってのは、味わえば味わうほど染みてくる名言ですね。
意識的に生きて、尊敬されようがされまいが、そんな外部のことには一切お構いなしの境地にいればモンダイないですが、マインドさんは勘違いが得意だもんな〜。
あるがままの自分自身でいること、自由無碍に生を楽しむこと・・
そう！この与えられた人生は祝い楽しむもの・・！！
Life is the gift to enjoy and to cerebrate !!
ありがとう！アサンガ
with Love
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